これまでの日々を反芻するとき

 看護師として働いている中で、在職中に転職を希望することがあるかもしれません。転職するための離職理由を、院長にどう伝えていけばいいのかを考えるでしょうし、円満退職を希望するならば、なるべく同僚や上司に迷惑が掛からないようにしていくでしょう。離職理由としては、一般的に一身上の都合や、新たな職場で自分を磨くため、またはキャリアアップを挙げる方が多いと思います。中には夜勤が続き、体力が持たないと理由もあるかもしれません。今まで自分を育ててくれた病院に対しての離職理由として、感謝の気持ちを込めた理由を添えたいと思う看護師もいるのではないでしょうか。例えば、「今まで私を手塩に掛けて育てていただき、ありがとうございました。ここで学んだことは確実に私を成長させていき、今後、ここで培った看護スキルが活かされることは間違いありません。次のステップに踏み出せるのは、他ならぬ院長と皆様の力添えがあったからです。今後は更なる飛躍をするために退職を検討しております。新たな可能性を追求していきたいのです。どうか私の意思を尊重してください」という離職理由を院長に伝えることもあるかと思います。
 看護師として、スキルアップのために退職をされる看護師もいるでしょう。その看護師は、「看護スキルを高めるために一日の大半の時間を活用したいので、退職を了承していただきたいのです」という離職理由を準備しているとも考えられます。